生産者のこだわり

北総ベジタブルでは、スタッフ一人ひとりがこだわりをもって安心・安全な野菜をお届けできるよう取り組んでいます。ここでは、生産から出荷の流れに沿って北総ベジタブルのこだわりをご紹介します。

堆肥

おいしい野菜作りには土づくりが基本です。その土づくりで重要な割合を占めるのが堆肥です。私たちの堆肥は、豚糞や鶏糞、米糠などを中心に発酵させて何度も切り返して熟成したものを使用します。野菜にとって栄養価の高い堆肥を使っています。

「農の基本は土づくり」をモットーに、それぞれの畑の土壌(土質)をみて、堆肥の量や色々な有機肥料など(有機JAS認定資材)を使い分け、肥沃な土壌を作り、おいしい野菜の育成を助けます。

熱処理

野菜の栽培には、虫や野菜の病気、連作障害、雑草といった、いくつもの弊害があります。これらは通常の栽培(慣行栽培)の場合、農薬や化学肥料を使用して防ぐことができますが、有機栽培では大変限られた農薬や化学肥料までしか使うことができません。
そこで、太陽の熱や熱水を用いて、土壌にいる野菜たちにとって悪い菌や雑草、虫の卵を除いています。野菜にとって良い菌は再度畑に撒いていますので、安全でおいしい野菜を作ることができています。

種まき

一種類の野菜でも、種には様々な種類があります。例えば、ほうれん草であれば何十もの種類があり、その種類によって味や特徴が異なってきます。
何十もの種類の中から季節や畑に合う種を選び抜くことはもちろん、季節によって最適な幅や間隔を考えて、播種(種まき)を行っています。

温度管理

野菜も人と同じように、温度(気温)はとても重要です。人は寒い時、風邪を引きやすかったり、熱い時は熱中症になったりしますが、野菜にとっても同じことがいえます。
具体的には、気温の変化により寒い時には成長が遅い、暑い時は芽が出ない、暑すぎると茎が溶けてしまうなど、いろいろな症状が出てきます。
そこで、温度管理は、気を使うことの一つです。暑いときには太陽の光の量(遮光ネット)を減らして風通しを良くしたり、 寒い時には熱が逃げないようにしたり、野菜によっては専用の保温シートを使って暖めるなどして栽培しております。

防虫対策

年間を通じて虫の被害には苦労させられます。私たちは虫の駆除方法として、パイプハウスを使用。周りに防虫ネットを張り、虫の侵入を防いでおります。
他には畑周辺の草取り、ハエ取り紙のようなものの設置、などして防虫対策に取り組んでおります。

品質管理

当社は、自社で大型冷蔵倉庫、野菜パック工場、大型トラック集積場を保有しています。
その為、収穫した野菜は、すぐに大型冷蔵倉庫へ格納して、品質維持に努めるとともに、野菜パック処理も冷蔵倉庫横施設で迅速にパックし、パック工場前の集荷場より大型トラックが横付けして市場へ出荷しています。圧倒的に時間ロスの少ない流通システムを構築し、収穫後の野菜の品質管理に注力しています。

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